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木材の材質

コルク
コルクはコルク樫の樹皮の外側の層です。コルクは断熱性・保温性・吸湿性・吸音性に大変優れ、その性質を利用して、ワインの栓をはじめ、ボードや床材などで活用されています。
檜、桧（ヒノキ）
木理通直、軽軟・肌目は緻密で特有の芳香と美しい光沢をもちます。弾力性、靱性に富み､狂いが少なく加工性もよく、耐久性にすぐれています。それに加えて耐湿、耐水性にも強く、保存性が高いです。すべての面で優れた材質をもち、年輪も美しいく、特有の芳香がある。
気乾比重 ： 0.41～0.45
杉（スギ）
日本固有種で、屋久島から東北地方まで分布する。杉には多くの地域品種があり、材質も品種によって性質は少しずつ異なり、用途も違ってきます。天竜杉、屋久杉、吉野杉、北山杉、秋田杉、山武杉など。材はやや軽軟で、比較的狂いは少なく、切削などの加工は容易。特有の香りがある。耐水性にやや劣る。木目に沿って縦に割れやすい。
気乾比重 ： 0.38
パラゴムノキ
幹を傷つけて得られる乳液（ラテックス）は天然ゴムの原料となる。収穫量の減った老木は、順次伐採し乾燥後に集成材に加工する。やや軽軟で加工は比較的容易。釘づけ、接着はほぼ良好。青変菌に侵されやすく、乾燥させる際に注意を要する。 屋外での耐久性は低い。
気乾比重 ： 0.55～0.65